さて、このページからは『メンタルヘルスを害した場合の心に表れる影響』についてお話していきたいと思います。ちなみに、ここで挙げるものはほんの一部に過ぎません。ここでは、『人間不信』に陥ってしまう場合を考えていきましょう。
精神が病んでしまった為に人を信じられなくなるのか。はたまた、人を信じられない性格が高じて精神を病んでしまうのか。この問題は鶏と卵のようなもので、どちらが原因とは言い切れませんが、一度人間不信になってしまうと、なかなか『人を信じよう』という前向きな気持ちにはなれません。
人を信じられなくなれば、当然相手から信じてもらうことも出来なくなります。つまり、人間関係そのものが破綻していくということです。人間の信頼関係というものは、相互のものです。したがって、片方が信じられないものを、もう片方が信じてくれるはずがありません。人間不信とは、生きていく上で最もネックになる精神の病です。
信頼関係を築けない人は、いつか孤独になります。もしかすると、既に孤独なのかもしれません。周りからいくら愛情を受けても、相手を信じられない態度をずっと取り続けていれば、そのうち愛情を与えてくれる人々も皆離れて行ってしまいます。
「私は人間不信だ」と感じる人にありがちなのは、一度人間関係で嫌な思いをしたら、皆が皆自分に対してそのような思いを与える因子に成り得ると判断してしまうことです。しかし、『人間が皆同じ』ということはありえません。確かに、共通項は有ります。しかし、誠意を誠意で返し続ければ、必ず応えてくれる人々も必ず存在します。まずは、そのような相手を見つけようとする気持ちが大切です。