子供の頃どのような教育を受けたかによって、その人のメンタルヘルスに大きな影響が生まれます。教育と言っても『勉学』という意味ではなく、ここではあくまでも、心の成長に働きかける周囲の動きのことを指します。
子供の心というのは、とても複雑なものです。よく、「まだ子供なのだから、そこまで考えてないだろう」という人も中には居ますが、子供の頃ほど感受性は強く働いているものです。子供に足りないものというのは、あくまでもあらゆるものに対する知識と自己抑制力、経験則などであって、感受性の面で言えば大人にも劣らぬものを持っています。
したがって、子供の意見に対して無視をしたり、「子供の言うことだから」と軽視することによって、子供の心はひどく傷つくこともあります。そして、それがメンタルヘルスへの悪影響に繋がる可能性も非常に高いと言って良いでしょう。
あくまでも、一個人として子供を尊重することが大切です。『子供であることの弱さ・至らなさ』があることはあくまでも忘れず、しかし、精神の面では大人と同様の扱いをすること。それが子供の育成にも良い影響を及ぼし、メンタルヘルスへの悪影響を防ぐ足がかりの一つとも言えるでしょう。
また、子供の成長の過程において、兄弟構成がメンタルヘルスに影響を及ぼすとも考えられています。次は、兄弟構成におけるメンタルヘルスへの影響についてお話していきたいと思います。